３月１２日、町内在住で遠軽高校出身の外川莉緒さんが、日本で唯一の国立総合芸術大学として、多くの芸術家を輩出している東京芸術大学音楽学部器楽科に、創立８０周年を迎える遠軽高校から初めて合格しました。
　外川さんは、小学３年生からサックスを始め、中学、高校と吹奏楽の魅力にとりこまれ、昨年同大学を受験しましたが、実技の３次試験まで進み惜しくも不合格。その後、１年間自宅でセンター試験の勉強の傍ら、毎日５、６時間演奏の練習を積んできました。
　外川さんは「合格が分かったときはうれしくて母と抱き合いました。大学に行ってたくさんの刺激を受け、将来遠軽のために恩返しができたらと思います」と、母ゆかりさんは「合格して安心しました。やっとスタートラインに立ったので、これからは自分の好きな道を歩んでほしいです」と話していました。